「恥の多い生涯を送ってきました」という言葉は、たしか太宰治氏の言葉だったと思います。人はそれぞれ少なからずそういう思いに苛まれながら今を生きているのかも知れません。
筆者自身振り返ってみれば「恥だらけ」です。あまりに知らず気付かず、無知であり考えもなく、その一方で傲慢で、今思えば「人」に対して、なんて恥ずかしいことを言ったりしたりしてしまっていたことだろうと思います。
自分自身の選択においても今思えば「後悔ばかり」です。要するに「自分さえ良ければ良い」とばかりに、自分の劣情に支配されるまま、なんて恥ずかしい選択をしてしまったことだろうと思います。
自分が今あるのはそうした恥ずかしい選択の結果なので、先ずは肯定的に受け入れ、責めて今日の今から恥ずかしくない選択をしよう、それを今から積み重ねていこうと思います。
4.あの時に戻ってもう少し良い選択をすれば良かったと思っても今さらしかたがないし、そう思うなら今日の今から、人に対しても自分に対しても、恥ずかしくない選択をする以外にないということは勿論分かってはいても…
5.また、今さらどうしようもないことで自分を責めるのは、どんなにか自分の心を苛むかということも分かっているつもりではあり、ましてや自分の恥を人のせいにするなどということは決してないと心に誓っているはずなのに…