20230707 記
最近、顧問先の医療機関業等から筆者に持ち込まれる人事労務マネジメント上の困り事や相談事の多くは、パワハラとメンタルにかかわる問題です。もしくは発達障害や適応障害、パーソナリティー障害やコミュニケーション障害の問題です。
それに対する本質的で第一義的な「解」は、職場と本人が、お互いの適応力を高めること、パワハラやメンタル、発達障害や適応障害、パーソナリティー障害やコミュニケーション障害への適応力を高めることです。
しかし現実に顧問先から筆者に持ち込まれる問題は、そうした相互の適応への努力が十分におこなわれないまま、そうした適応努力だけでは既に回復不能と思われる状態に立ち至った場合であることが多いものです。
そうするとそれらの問題に対する最も現実的な「解」は、関係者の「退職」であることが多いです。(問題の原因がその人の非違行為にある場合には、「解雇」が「解」であることも少なくありません)。