20230709 記
1.「進化」の歴史は「絶滅(または淘汰)」の歴史
生物としての人類がここまで驚異的な「進化」を遂げてきたとするなら、その歴史は同時に他の大部分の「絶滅(淘汰)」の歴史だったろうと思います。ひとつの「進化」の歴史は同時に圧倒的多数の「絶滅(淘汰)」の歴史であったはずです。
なぜ人類はこれほど驚異的な「進化」を遂げてきたのか、簡単にいうと「そうしなければ絶滅していた(生存できなかった)から」だと思います。過酷な条件に適応できるものが生存し、そうでないものが絶滅してきただけのことだろうと思います。
2.組織マネジメントの原理と論理
ところでマネジメントがその対象とする「組織」の進化だけを冷厳に考えるなら、それはある一面では「構成員」に対するマネジメントにおいて「絶滅」とは言わないまでも「淘汰」や「選別」の論理や手法を適用することであるように思います。
□ 採否判断における選別と育成
□ 人事評価における選別と育成
□ 報酬配分における選別と育成
□ 個人育成の観点と組織育成の観点…