相手に言ってはならない言葉のひとつが「当たり前」です。「有り難う」の反対語だからです。
20240830 記
1.自分にとって「当たり前」のことが、相手にとって「当たり前」ではない。そう思ってはならない。感じること、思うこと、知ること、行うこと、倣うこと…何もかも。そんなことはそれこそ「当たり前」のはずが、ついつい気付きと配慮を欠いてしまう。
2.言い換えれば「違いを認め合う」ということです。文明や文化の進化は、相手を否定し、相手から奪い、相手を滅ぼすことで得られたものでは(必ずしも)なく、お互いの違いを認め、採り入れることで得られたものだと思います。
3.つまり「文明文化の平和的交流」こそが「文明文化の母」である(あるべき)と、筆者は考えています。このことは国と国の間だけではなく、個人と個人の間においても同じだと思います。