20240830 記
以下極めて自分勝手な、個人事業主である筆者(hrms-jp 人事労務マネジメント研究会)としての「コラボ(事業連携)」に関する方針です。それが叶わぬ夢ならば、相手をリスペクト出来るうちに相手の前から潔くわが身を退こうと思う。
1.優先順位が合わないのは無理
同じ24時間という有限で貴重な資源の配分の中で、何を優先させるかという価値基準の違いです。優先順位や価値基準が違うのは当然なので、そこをどう認め合い、重ね合わせることができるかどうかです。
2.スピードもタイミングも違うのは無理
速いだけで獲得でビジネスがあり、遅いだけで逸失するビジネスがあります。個人事業主が大企業や大組織の下手なマネをして検討や調整に時間を費やし、判断と行動の時機を逸していてはビジネスになりません。もちろん、ノーレスポンスは論外です。
3.言い訳が「忙しいから」なら無理
誰でも1日は24時間しかなく、あれこれやりくりしながら仕事をしているのですから、これから「コラボ(事業連携)」をしようかという相手に、「忙しいから~できない」という言い訳をするようでは話にならないと思います。
4.相手のことを知ろうともしないのは無理
お互いに相手や、相手の活動(思いや考えや行い)に少なくとも興味や関心やリスぺクトを持つからこそ「コラボ(事業連携)」をしたいと思うのでしょうから、相手の活動の内容も知らない、知ろうとしないようでは連携は到底無理です。
5.自分ひとりでもやっていけるビジネスさえないのは無理
お互いに既に何らかのビジネスがあること、ビジネスのプランと実績があること、市場やターゲットがあること、人的なネットワークがあること、最低限自分一人でなんとかやっていけるようでないと「コラボ(事業連携)」は無理です。
6.雇われ仕事や下請け仕事では無理
ここで言うのは「雇用」でも「下請」でもありません。「指示命令関係」ではありません。相手に依存したり従属したり、指示をしたりされたり、指示を待ったり、指示されなければできない、指示されたことしかできないようでは無理です。
7.自分で「私は~します」と言ったこともしない・できないようでは無理
契約や約束はもちろん、自分で「私は~します」と言ったこともしない・できない、抱え込んで黙り込む…ようでは、「事業」どころじゃない、そもそも「仕事」自体が出来ていないのだから「論外」だと思います。
8.日程調整に時間がかかるようでは無理
相手と会うスケジュール調整に無駄な時間を要し、それを自分でコントロールできないようでは無理です。「忙しい」のでしょうが、それなら秘書でも置いてスケジュールマネジメントをしてもらって下さい。
20240907 追記
…そうすると、ちょっと待てよ…「人とコラボ(事業連携)する」のがそんなに自分勝手に 難しい、と言うなら、「人を雇う」ことなんてもっと難しい、到底できない、おいそれとやってはいけないことであるように思えてきます。